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これを書いているとき、突然事務所の職員から電話が入りました。
妻の実家が水害に遭い、泥を外に出す作業をやっているので、1日休みを下さいという内容です。もちろん、すぐに了承しました。
ところで、前回7.13水害のときは、次の3つを書きました。
1つ目は、同じ県内で起こったことであるにも係わらず、テレビでしか見ていないので阪神淡路大震災のときと同じように遙か彼方のことのように感じたことです。
そして同時に、大ベストセラー「人を動かす」の著者D・カーネギーの次の言葉を思い出しました。「あなたの話し相手は、あなたのことに対して持つ興味の百倍もの興味を、自分自身のことに対して持っているのである。中国で百万人の餓死する大飢饉が起こっても、当人にとっては、自分の歯痛の方がはるかに重大な事件なのだ。首にできたおできの方が、アフリカで地震が四十回起こったことよりも大きな関心事なのである。人と話をするときには、このことをよく考えていただきたい。」
良い悪いは別として人間の本性です。
2つ目は、水害の原因に対して色々な人が、色々なことを言っていましたが、結果論が多かったような気がします。今後に生きる議論は良いとしても、これから被災した人に対しどういう支援をしていくか、今後のことが重要なのではないでしょうか。
3つ目は、自然保護団体は今回の災害をどう見ているかと言うことです。
全部が全部ではないと思いますが、とかく、公共工事を目のかたきにしがちです。曲がりくねった川をそのままにしておいたら、水害が発生するのは当たり前です。人が住んでいないところであれば、川が決壊してもそれが自然だといって済ませられますが、そうでないところは人命に関わることです。公共工事に対し逆風の吹く時代ですが、必要な公共工事は今後も続けていって欲しいものです。
以上が、7.13水害の時書いた内容です。
今回も私自身の被害はありませんでしたが、前回はなかったお客様数件でも被害が発生してしまいました。大自然の猛威に驚愕すると同時に、被災した方々の1日も早い復旧・復興をお祈り致します。
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